【高枝電動ノコギリ】ボッシュUCP18がおすすめの理由

 高い樹を剪定したいがどうやれば切ることができるのか解らない。
 業者に頼む方法もあるが、料金は決して安くはない。
 高い木の枝を簡単に剪定する方法がないものだろうか?

 なんとも悩ましいですね。

 この悩み、高枝切という道具を使えば高い枝を自分で切ることができます。


この記事では、最近購入した高性能高枝切りを実際に使ってみた感想を紹介します。

 自宅の庭にある梅の樹と柿の樹の枝を剪定しました。

 他の高枝切りに比べ少々高価でしたが、この機械を手にれたおかげで枝切りができました。

 同じな悩みをお持ちの方に紹介したい商品です。

ボッシュの充電式高枝切ノコギリ UCP18


僕が勧める高枝切りは、ボッシュのUCP18です。

 ボシュの高枝切りは、一般に流通しているハサミ式の高枝切りではありません。

 驚くことにポールの先端に小型の電動式チェーンソーがついた高枝切ノコギリです。

 この発想、賞賛ものです。

 チェーンソーなので、多少太い枝も気持ちよく切ることができます。

 

UCP18を勧める理由と気をつけるべきポイント


僕がこのチェーンソー付きの高枝きりを勧める理由は5点あります。

 ① ハサミ式に比べて切れ味が抜群に良いこと
 ② 2.1mから2.6mまで伸縮できるポールで高い枝を簡単に切ることができる
 ③ バッテリー式で移動が簡単
 ④ バッテリーは草刈機と共用のものが使用できる
 ⑤小型チェーンソーのヘッドは120度の範囲で15度ごとに9段階で調整できる

 ただ欠点として

 ❶ 重量が3.6kgと少々重いこと
 ❷ バッテリーの充電時間がかかること
 ❸ チェーンソーオイルの補充が必要なこと

 があります。

 ここからはメリットと注意すべき点について説明します。

①切れ味が抜群に良い

 従来のハサミ式に比べて、切れ味が抜群に良い。

 手動でハサミを開閉して枝を切る方式からで小型のチェーンソーをポールの先端につけてしまうなんて、まさに目から鱗もの。

 実際に作業してみると、高枝切では不可能だと思っていた枝切もた易くできます。

この程度の太さの枝もチェーンソーのパワーで簡単にカットできます。

②ポールの長さが可変なのがいい

 ポールは切る枝に合わせて、2.1mから2.6mまで無段階に調整できます。

 たった、50cmの調整は少なく感じますが、実際に作業をするとこの調整があることで枝切り作業が容易になります。

③バッテリー式

 充電バッテリー式なので、コードに縛られることなく移動が可能です。

 

④バッテリーは他の機器と共通利用できる

 バッテリーは同一メーカ(ボッシュ)の電動工具や草刈機とコンパチのため、利便性が高くなっています。

 僕が持っている、電動ツールや草刈機とも共通で使えるためバックアップ用バッテリーも迷うことなく揃えることができました。

 UCP18はバッテリー有り/無しの商品構成だったので、手持ちのバッテリーを使う前提でバッテリー無しを選択。

 購入価格を抑えることができました。

 

⑤ 小型チェーンソーの取り付け角度が可変

 高所の枝を切る際にチェーンソーの取付角度を変えられるのは非常に便利。

 狙った枝を角度を調整することで確実に切ることができます。

 角度の調整は下方向に60度から上方向に60度までの120度の範囲を15度刻みで調整できます。

全部で9段階の調整が調整ボタンを押すだけで簡単にできます。


次にこの商品を使う際に気をつけることですが

❶チェーンソー部が重い

 全体の重量が3.6Kgと少々重く特に先端にあるチェーンソー部の重量のせいで高所の枝切るの際は少し力が必要になる。

 ショルダーベルトがついているので、ツール全体をバランスよく使う必要があります。

❷バッテリーの充電に時間がかかる

 バッテリーの稼働時間はまだ使い切るほど作業をしていないので具体的には不明ですが、実用上問題はなさそうです。再チャージする場合、少し時間が必要になると思いますがその間は他の作業をすることで時間の節約ができます。

 長時間連続した作業をしたい場合はバックアップ用バッテリーを用意する必要があります。

 一つのバッテーの作業時間は充電時間よりも長いので途切れることなく作業ができます。

❸チェーンソーのメンテナンスが必要

 先端のチェーンソー部は小型ですが一般のチェーンソーと同じくチェーンソー専用の潤滑オイルが必要になります。

 ただ、チェーンソーオイルは専用のタンクから自動供給されるのでタンク内のオイルを絶やさないように気をつければ問題はありません。

チェーンソーオイルは小型のボトル(写真)で付属していますが、すぐに消費してしまいます。
別途用意した方が良いでしょう。

まとめ


ボッシュのUCP18は高枝切りの中でも優れた性能を持っています。

 従来の高枝切りにはできない太い枝のカットも可能にしています。

 値段が高い、重さがある、メンテナンスが必要などの欠点はありますが、この機械を使わないという選択はないと思います。

 樹の枝を切るのに業者に依頼するか?自分でやるか?

 答えは、

 そう、自分でやる方が格段に楽しいし経済的なのは確かです。

 ボッシュのUCP18は是非試して欲しいガーデンツールです。