シシトウは毎日の弁当づくりに欠かせない食材
シシトウは毎日、摘んでも次から次に実をつけてくれる貴重な食材だ。
特に夏は葉物野菜が少ないのでこの時期、シシトウの緑は欠かせない。
さらに、ビタミンCやE、カロチンを豊富に含み、抗酸化作用が強く健康食ということができる。
匂いに含まれるピラジンは血液をサラサラにし、脳梗塞や心筋梗塞の予防にも役立つらしい。
この情報を知ってからは、積極的に弁当や夕食に使うようにしている。
決して若くはない年齢になってきたので食による健康管理は重要だ。
このシシトウ、とにかく管理をきちんとしてやれば長い間収穫をさせてくれる。
6月下旬から10月中旬までが収穫期間と長い。
成長したシシトウの実を探すのは宝探しをする様で楽しい。
そのための、適切な施肥と水やりは必須である。
太陽が強く照りつける夏は地表はすぐに乾燥してしまう、シシトウは蒸れを嫌うがこの時期であれば朝、夕2回の水やりは必要。
肥料は化成肥料を2週間周期で与えるれば良い。
周期を基準にしていると忘れてしまいそうなので、毎月15日と月末に追肥すると決めた。
シシトウの基本情報
名 称:シシトウ(ガラシ)
英名・学名:Shishito pepper・Capsicum annuum var.
原産地 :中南米原産
樹 高 :60cm~80cm
収穫期 :6月下旬~10月中旬
耐寒性 :弱い
耐暑性 :強い
特性・用途 :長期収穫が可能
適正PH:6~6.5の弱酸性
コンパニオンプランツ:落花生
シシトウの栽培のポイント
1.連作障害に気をつける
シシトウ科とウリ科の野菜で連作障害が起きる。最低でも3年の間隔が必要。
2.水不足、肥料不足に注意
シシトウは水や肥料が不足すると辛味が出るので注意が必要。
3.雨で花が落ちる
シシトウは雨に当たると落花するので雨よけをする。
4.収穫は朝方
収穫は気温が上がる前の朝方がベスト。
気温が上がってからではみずみずしさが失われ、傷みやすくなる。
その他
実が曲がったりシワになったりしたときは肥料不足や水不足が原因で株にストレスがかかっている状態。
全ての実を取り除いてから追肥や水やりをして復活させる必要がある。
弁当のおかずに最適
シシトウは弁当のおかずに最適だ。
朝、弁当用の米を炊飯器にかけて、米が炊き上がるまでの時間、庭に出てシシトウの実を探して収穫すれば良い。
大粒の実だけを採り、小粒の実は明日の弁当のために摘まずにそのままにする。
一日待つだけで充分な大きさに育つ。
グリルで素焼きにしたり、ベーコンと一緒に炒め塩と胡椒で味付けするだけで立派な弁当のおかずになる。