オクラはネバネバしている。
人でいうと粘着気質の塊のよう。
人と同じで、好き嫌いがはっきりと別れる野菜ではないかと思う。
だが、ビタミンC、栄養素が詰まった野菜だ。
この野菜を庭で育てることができたら毎日の弁当の材料に困ることもないのでは
そんな気持ちで栽培をしてみた。
オクラは手間いらずで、長く収穫できる栄養価の高い野菜
オクラは、あのネバネバ成分であるガラクタン、アラバン、ペクチンなどの食物繊維を含み、ビタミンCは老化予防、カリウムも豊富に含み体内の余分なナトリウム(塩分)を排出してくれる健康の元のような野菜。
また樹は横に広がることもなく縦長に生育するため広い植え付面積を必要とすることがない。
家庭菜園にうってつけの野菜だ。
オクラは寒さに弱いので少し遅めの6月に畝をつくり直播で育てた。
間引きと摘芯、野菜づくりのノウハウはネットから
一ヶ月後の7月に発芽した芽を間引き、マルチに開けた5つの穴のそれぞれに3株ほどを残し残りの芽はハサミで切り取った。
間引きと摘心の重要さを知ったのはつい最近のこと。
以前は、せっかく出た芽を取り除くのは、もったいないと思っていたが、これが立派な収穫のための必須作業だと知ったのは後からだ。
今の時代、野菜の植え付け方法は書物からでなくてもネット検索ですぐに手に入る。
余談だが、職業で野菜づくりをしている農家の皆さんは自分が作っている野菜に関することはなんでも知っているが、耕作していない他の野菜に関してはあまりノウハウを知らないという。
「農家=野菜のことならなんでもわかる人」というイメージでいたが、むしろ家庭菜園でいろいろな野菜を作っている人の方が知識は豊富なのだそうだ。
話を元に戻すと、最近の日課は、朝日が昇る前の5時を目安に菜園に水をやること。
少し大きめの貯水樽に水を張り、大型のジョウロとバケツでナス、シシトウ、満願寺唐辛子、空芯菜、シソ、里芋、ブルーベリーに水やりをする。
前の晩に夕立があった日はこの作業は省略できるのだが、毎日1時間程度は必要になる。
オクラは水を嫌うと思っていたが、調べると水は欠かさずに肥料も適宜与えると良いとあった。
これもネットからの情報だ。
オクラはオクラの実に似た白い花をつける。
花言葉は「恋の病」、「恋で身が細る」だ。
これは、僕には全く関係のないことなので無視。
今朝の収穫。
今週から毎朝の収穫はナス、シシトウ、オクラになった。
残念ながら本日、ナスは生育待。
オクラの基本情報
英名・学名:Okura・Abelmoschus esculentus
科 名 :アオイ科
原産地 :アフリカ東北部
樹 高 :120cm~150cm
収穫期 :7月~10月
耐寒性 :弱い
耐暑性 :強い
特性・用途 :ネバネバ成分のガラクタン、アラバン、ペクチンなどの食物繊維、ビタミンCを多く含む、カリウム、カルシウムも豊富。
適正PH:6~6.5の弱酸性
コンパニオンプランツ:バジル、マリーゴールド、ニラ、ペチュニア、エダマメなど
その他 :オクラの英語名は「Okra」 。
ドイツ語やオランダ語、スペイン語でもオクラ「Okra」、あまり一般的ではないが、日本語では「陸蓮根(おかれんこん)」