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【孤独には2つの意味がある】「ソリチュード」と「ロンリネス」

  • 2022年8月19日
  • 2023年8月20日
  • 雑考

 定年になって仕事から離れると、ほとんどの人は孤独を感じるそうです。

 ただ、孤独は、悪い意味だけじゃないですね。

 いい意味での孤独もあるんです。

孤独・孤立対策

 政府が孤独対策をすると宣言しました。

孤独・孤立対策

 社会的不安に寄り添い、深刻化する社会的な孤独・孤立の問題について総合的な対策を推進するための企画及び立案並びに総合調整に関する事務を処理するため、内閣官房に、孤独・孤立対策担当室を設置いたしました。

 担当大臣もいるそうです。

 なんだか、「政府はこの問題に取り組んでいるよ!」というアピールのために作られた組織?

 という気がしました。

孤独は ”悪いこと” だという前提なのでしょう。

 まあ、批判をするにしても内容をちゃんと見てみましょうか。

「あなたは一人じゃない」って何?

 あなたは一人じゃない。

 内井閣官房 孤独・孤立対策担当室のキャッチフレーズです。

 この対策室、誰にも相談できずに悩んでいる人の相談窓口を紹介しています。

 この窓口ができたのはのは、新型コロナの長期化で社会全体のつながりの希薄化がさらに進行して、孤独・孤立の問題が顕在化してきたため。

 それが設置の理由だそうです。

 僕は知らなかったのですが、この組織は2021年2月にすでに閣僚級ポストとして設置されていたようです。

 一年以上経った今、気づいたのは、自分自身がその対象に近ずいたので、目についたのかもしれません。

 事実、リタイアしてからは人との接触は極端に減りました。

 ただ、今は孤独に不安を感じたり、孤立を感じたりはしていません。

孤独にも色々ある

 この組織、孤独・孤立対策を謳っていますが、孤立はともかく、孤独にはいい意味の孤独と悪い意味の孤独があることを意識していないようです。

 良い意味では「孤独のグルメ」のように誰にも邪魔されずに好きなこと(食べること)をすることだったり、悪い意味では「孤独死」なんていうのもあります。

 前者は英語では ソリチュード

 後者は ロンリネス ですね。

 今回は ”珍しく横文字でない日本語の名称にしたな” と思いましたが、孤独の意味を強調するのなら

「ロンリネス&アイソレーションマネージメント」なんていう横文字にしたらどうでしょうか?

 まあ、意味がよくわからなくなっちゃいますが・・・。

今は孤立もなく孤独は楽しめていますが・・・

 ホームページには支援制度と窓口を紹介するメニューが用意されています。

 今は孤立もなく、孤独をむしろ楽しんでいる(ソリチュード)ので、このサービスは全く関心がありませんが、この先はどうでしょう。

 リタイアしてからもう2年になるので、必要を感じるようになったら開いてみましょうか。

 先のことはわかりません。

まとめ

 一口に孤独というと、なんだか寂しさ、や疎外感を感じてしまいますが、決して孤独は悪いことだけじゃないと思うのは思い過ごしでしょうか。

 孤独も考え方次第では楽しく思えるのではないでしょうか。

少なくても、自分を取り巻く状況に感情を左右されないようにしたいものです。