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【リモワルフトハンザ】クラッシックフライト限定モデル

僕が会社で中堅社員と呼ばれるようになった頃、海外へ出張で行く機会が増えた。

期間は短い時で2泊、長い場合でも4日程度だ。その日数分の着替えや日用品を入れるバッグが必要になった。当時、一泊程度のバッグは持っていたが数日程度のものは手持ちがなかったので間に合わせに地元のデパートで廉価な品を調達した。

 
空港では多くのビジネスパーソンが立派なコンテナ型のバッグを引いている。そうなるとそんなバッグが欲しくなってきた。そして最初に手に入れたのがRIMOWA(リモワ)のトパーズ。当時駐在していた友人に付き合ってもらい香港で購入したものだ。

評判通りドイツの工業技術の塊のようなそのデザインと質感にすっかり魅了され出張や個人旅行を共にする良き相棒になった。

 
数年が経ちすっかりリモワファンになった僕は、ネットの記事でドイツにリモアとルフトハンザがコラボした限定のバッグがあることを知った。ドイツの主要空港内にあるルフトハンザワールドショップで買えるらしい。というかそこでしか買えないプレミア商品で、リモワファン垂涎の品物だという。
 
「限定」の言葉に弱い僕は、2017年の末、トランジットで立ち寄ったフンクフルト空港のルフトハンザワールドショップでリモワクラッシックフライトを手に入れた。

リモワクラシックは人気のリモワアイテムだ。
最近は空港に行くいとよく見かける。
だが、この鶴のロゴのついたクラシックにはほとんどお目にかかったことがない(ちょっと優越感?)

このマークが限定リモワ のトレードマーク。
これがあると「ちょっと自慢?」
ルフトハンザの説明ではこのマークは鶴をイメージしたものらしいが、どう見ても古代の翼竜にしか見えないのは僕だけだろうか?




最新のリモワはリベットにもちょっとしたこだわりを見せている。
表面には飛行機の形が刻印されている。
親会社がルイ・ヴィトンに変わってからだろう。




フランスの高級ブランドグループ、LVMH(モエヘネシー・ルイヴィトン)が2017年にリモワ(ドイツ、ケルンに本社)を買収。

このクラッシックフライト、荷物を詰め込みすぎるとロックを設定した番号が変わってしまうという欠点を持っているらしいのだが、そのネガティブな評価に負けない魅力がある。
重厚な革製のハンドル、コーナーをシャープな角形形状で仕上げたフォルムは見ているだけで心をざわつかせるのに十分な力がある。

 
ただ、このバッグは購入してからフライトの機会が極端に減った。旅に出ようとした矢先に新型コロナ騒動である。今はクローゼットのトパーズの横で旅立てる日を待っている。