自転車って移動手段じゃなく趣味で乗るのはとても楽しい。
今、自転車ブームだって聞いたけど、どんな自転車があるのだろうか
ポタリングってどういう意味?
中学校、高校時代の移動手段はもっぱら自転車だった。
雨の日に雨カッパを着て自転車で走っている学生の姿を車窓から見るにつけ、もうあんなことはできないなと思ってしまう。
学生時代は自転車以外に他の手段がないからできたのだろう。
人間というのは便利なものを知ると昔には戻れないんだなあとつくづく思う。
ところがである
今の僕の一つの楽しみは自転車に乗ることである。
もちろん、雨の日には乗ることがないし、風の強い日にも乗ることはない。
晴れた、清々しい天気の良い日だけ乗ることにしている。
近くを自分のペースでのんびりと走る、精神的にも健康にもとてもいい。
折りたたみ自転車なら電車に乗せて旅先で走ることだって出来る。
通学でも通勤でもない、ポタリングである。
お気に入りの自転車
20代の頃、クロモリ製のロードレーサー(ロードバイクとの違いは後で解説)に趣味で乗っていたことがある。
今もその自転車は手元にあるが、分解したままで、すぐに乗れる状態ではない。
今、家にはこの自転車のほかに全部で4台の自転車がある。
イギリス製の折り畳みバイク ブロンプトン(BROMPTON)が2台とイタリアのロードバイク ピナレロ(Pinarello)、亡父から引き継いだ電動アシスト3輪自転車だ。
いずれも、すぐに乗れる状態になっているので、天気と気分がよければすぐにでも乗り出すことができる。
特に家のすぐ前がサイクリングコースになっているで好都合だ。
【ブロンプトン(BROMPTON)】折りたたみ自転車の傑作
僕が楽しみのために最初に購入したのが英国製の折りたたみ自転車ブロンプトン(BROMPTON)。
僕がこの自転車を初めて知ったのは、ある雑誌のミニベロ特集でのこと。
雑誌を眺めながら購買意欲が湧いてきた。
ある程度年齢を増してくると欲しいものが減ってくる(嘘だ!by妻)。
ましてや、自転車を買いたいなどとどうして思ったのか、それまで折りたたみの自転車を街で見かけても完成度がいまいちのようで関心が持てなかった。
しかしこの雑誌に出ていた自転車は違うぞと直感的に思った。
ネットで調べてみるとこの自転車、いよいよ只者でないことがわかった。
80年代から現在に至るまでロンドンで数十万台が生産されており世界各地に輸出されているらしい。
色々と思いを巡らすうちに、どうしてもこの自転車が欲しくなった。
しかしこの自転車、一般的なものに比べ値段が高い。
ちょっと買ってみるというわけにはいかない。
購入許可が必要な価格だった。
我が家では(他の御宅でも事情は同じだとは思うが・・)高額商品の購入には妻の許可が必要なのである。
そこでいくつかの作戦を考えた
正直にこの自転車への思いを丁寧にぶつけて理解を求めてみる
僕が働いて稼いだ給料だからと開き直ってみる。
泣き真似をして同情を引き出す(子供か!)
まずは妻用にこの自転車を買い、その後自分用に同じ自転車を買う
この作戦を考えたのが2008年の秋。
今、僕の部屋の隅には白と黒のブロンプトンが2台並んで置かれている。
【ピナレロ(Pinarello)】今ロードバイク、昔ロードレーサ
2008年にブロンプトンを手に入れた後、本格的にサイクリングがしたくなった。
ブロンプトンはミニベロとして近距離の移動には重宝していて折りたたんで車や電車に乗せることも可能なので手軽に利用できてとても良いのだが、もっとしっかり走ってみたくなった。
もともと自転車は学生時代から遠乗りの経験(通学ではなく趣味)もあり当時はロードレーサーと呼ばれていたスポーツ車に乗っていた。
今はこのての自転車はロードバイクと呼ばれている。
この自転車の呼び方で年代がわかる。
このロードバイクを購入しようと、いくつかメーカの資料を請求したり、メーカーのショールームへ現物を見に行ったりした。
販売店を3箇所まわり最後の店で勧 められたのがイタリアで60年以上の歴史がある名門ピナレロのロードバイク。
本体はカーボンファイバーでできており非常に軽量に設計されている。
購入した当初は毎週末に50Kmから80Km程度走っていたが、ここ数年は週末に雨の日が多かったのと時間が取れずにいたのでしばらくご無沙汰になっていた。
土日に限らず、天候の良い日を選ぶことが容易になった今、またピナレロを走らせてみようと思っている。
それにしても平日のサイクリングコースには年配のサイクリストのなんと多いことか。
きっと自分の愛車をロードレーサーと呼んでいるのだろう。
【ビビライフ】電動アシスト3輪自転車を改造してみた
自転車に乗るのも楽しいが、自転車を造る(改造する)のはもっと楽しい。
知人にあげたはずの電動アシスト自転車が戻ってきてから一年が経っていた。
戻ってきたのは、どうもアシスト自転車は使いづらいというのが理由らしい。
元々の持ち主だった亡父も何度か転んで擦り傷をつくっていたのを思い出した。
知人といっても贈った相手は高齢者だったので、怪我をする前でよかったかもしれない。
2021年の秋、空き部屋の隅に置いたままだったその自転車を、たまたまみつけた。
それを眺めているうちに、無性に改造してみようという気になった。
秋の長雨が続いていて、外での作業ができないことに飽きあきしていたので、これくらいの改造なら部屋の中でもできると思った。
基本的な構造には手をつけない程度に改造にしよう決めた。
デザインがあまりにも地味すぎるので、派手な見栄えにしようとホームセンターへと車を走らせた。
塗料のコーナーを眺めていると、ウレタンスプレーカラーのがあるのを見つけた。
ホームセンターで3色のウレタンスプレー塗料を見つけた。プライマースプレーと一緒に購入。
すぐに頭の中にイタリア国旗のイメージが浮かんだ。緑、白、赤のTORICOLORE(トリコローレ)だ。
この自転車少々派手になりすぎたので外にはなかなか乗り出せないでいたが、薪の搬送用に大活躍した。
今では、運搬専用自転車としての地位を確保している。
残念なのは、なぜトリコローレカラーにしたのか、その理由をはっきりと説明できないことだ。
牽引用架台がこれ。
大型キャスターと2x4材で制作した。