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ゴールデンサークル理論は仕事の役に立つ

みなさんはゴールデンサークル理論という言葉をご存知でしょうか。

初めて聞いた、という方はネットで”ゴールデンサークル理論”と検索するとTEDでプレゼンするサイモン・シネックの「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」が見つかるはずです。

TEDで彼はゴールデンサークル理論は人間の意思決定と物事の確信を捉えていると唱えています。

彼の説明によると、何かことをなす時は、具体的に何をどのような方法でこうしなさいと指示するのではなく、こうなりたい(Why)から、方法を考えて(How)、 最適な手段(what)で実現しなさいと言っています。

ただし、ここでいうWhy(こうなりたい)は単に「お金を儲けたい」とか「明日までにこの資料を完成させたい」、「この企画をどうしても通したい」ではなくもっと大きなWhyです。

例えばサイモン・シネックが紹介してますが、ジョブズの「世界を変えたい」といったような大きな理念のようなものです。

僕も現役時代に上司からあれこれ、こうしなさいと指示があると、それだったら他の方法もあるのに、そもそもどういう状態になりたいんだ、そもそもこの狙いは何だ!と不良社員のようになっていたことを思い出します。

合点のいかない依頼には、上司に「それは命令ですか?」と失礼なことを言っていたのを今更ながら、申し訳なかったなあと反省をしています。はい(本当です)。

ただ、当時は何をしたいか、どうなりたいか、狙いが何かを伝えてくれたらあとは自分で考えるのに、第一に、方法を考えることが楽しいのにと思っていました。

これはサイモン・シネックが言うところの Whyから初めてHowとwhatに続くゴールデンサークル理論そのものの考え方だと思います。

この方法でこうして、ああしなさいと指示されたのでは面白くもなんともない、仕事ではなく単なる労働になってしまいます。

彼の説を聞くことによって、以前自分が考えていた思考法は誤りではなかったと確信しました。

とにかく、この理論、仕事を進める上でとても大事な考え方です。

詳細は僕がくどくど説明するよりもTEDをいちど視聴してみてください。

具体的な例で説明してるのでわかりやすいと思います。

物事はまずWhyから始める、ただそれだけで仕事の進め方や心構えがガラッと変わると思いますよ。