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【働く意味とは】無職になって思い出した南の島の話

働く意味を深く考えたことはありますか?

僕も現役時代は常に考えていました。

 

退職してからもう少しで9ヶ月、今更ながら働く意味を考えてしまいます。

昔、雑誌で読んだアメリカンジョークを思い出しました。


こんなストーリーです。

南の島のビジネスマン


あるビジネスマンが南の島に出張できている。その日は天気の良い休日だったがビジネスマンは汗をかきながら一生懸命に外で仕事をしていた。

 
椰子の木陰で”現地の人”がそのビジネスマンに声をかけた。

現地の人  「どうしてそんなに一生懸命仕事をするんだい?今日は天気もいいし
        休んだらどうだい。」
ビジネスマン「僕は一生懸命に働いて実績をあげて出世がしたいんだ」
現地の人  「出世してどうするんだい?」
ビジネスマン「出世したら給料が上がるんだよ」
現地の人  「給料が上がったら、どうするんだい?」
ビジネスマン「お金がたくさんもらえるようになったら別荘も買えるようになるのさ」
現地の人  「別荘?別荘なんか買ってどうするんだい?」
ビジネスマン「別荘を買ったら、休みの日にそこでゆっくり過ごすんだよ」
現地の人  「なんだ、そんなことなら俺はもうやってるよ」

現地の人”は椰子の木を背に寝そべりながらそう言った。

僕は今まで一生懸命働いてきましたが、別荘を買えるほどの出世はしませんでした。

今は無職の生活。

しかし毎日寝そべって過ごしてもいません。

 

僕の場合、さしずめこんなところだろうか。

Aさんと無職のわたし

 
Aさん「どうして無職のままで働かないんだい。給料が入ればゴルフもできるよ」 
僕   「僕はゴルフはやらないからいいんです」
Aさん「じゃあ、何をするんだい?」
僕   「僕は41年間働いてきたからこれからは自分の好きなことをするんです」
Aさん「自分の好きなことってなんだい?」
僕   「それをこれから考えるんですよ」
Aさん「なんだ、何もやりたいことないんだ」
僕   「そうじゃないですよ、今は本当にやりたいことを整理してるんですよ」
Aさん「でも、まだ決まってないんだろ?決まったら教えて欲しいな」
僕    「わかりました。でももう少し時間をください、今までずっと働いてきたんですから。」

補足)
Aさん:中堅会社の取締役、70歳を過ぎてなお就業中のゴルフ大好きおじさん。