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「約束を守る」ということは相手から信頼されることである

約束は一旦口にしたら守る。

今まで全ての約束を守れてきたかどうかは判らないが、約束は必ず守らなければならないと思っている。

 
ある本の中で約束はどんなに小さな約束でも約束以上のことを返すべきだと書かれていたが、僕は、どんな時でも最低限返答はする様にしている。

約束は守る、守れなくなったらその旨を相手に伝えるべき


約束をしてそれが実行出来ないときでも、出来ないことを伝えるのが大人の態度だと思っている。出来ないことを放っておいてはいけない。

どんなに小さな約束でも相手は心待ちにしているかもしれない、もしかしたらそんなことはすっかり忘れているかもしれないが。


約束とは少し違うがメールについても同じだ、受け取ったら必ず返事をするようにした方が良い。

場合によってメールは一方的に無理な依頼をしてくる面倒なツールになることがあるが、無理な場合こそ断りの返信をすべきである。

 

かつて同僚にブラックホールとあだ名される人間がいた。
自分のお願いメールは頻繁に送ってくるが、こちらから依頼のメールを出しても全く返信がない。

全ての情報が吸い込まれてしまうのでこの名前で呼ばれていた。当然本人はこの称号を知るわけもないのだが。

これとは対極にメールを送ると必ず要点のまとまった返信をしてくる後輩がいた。
実際返信してきた内容については必ず実行してくれた。

普段はいい加減そうに見える人間だが仕事に関してはきちんとしていた。
そのためか、交友範囲も広く人望に長けていた。
僕が約束を守り、返事に気をつける様になったのも彼の影響だ。

 

約束の対応で、その人がどんな人間かがわかるような気がする。

その人に考え方、性格がよくわかる。


 
前出の「ブラックホール君」だけにはならない様にしたいものである。