毎日、朝食を済ませた後に自分の居場所に行くことで会社員時代の出勤に合わせた習慣を保っている。
退職して、まず最初にしたのが自分の居場所をつくること。
退職したということは毎日、行く場所がなくなるということである。
図書館やフィットネスクラブの開館前に退職者が列をなして並んでいるのを見ると自分の居場所の確保が最優先であることがわかる。
僕の場合、すでに他界した両親が住んでいた家が近くにあり空き家になっていたのでこれを改修して自分の居場所にすることにした。
ただ費用はあまりかけたくないので作業は自分ですることにした。
時間だけはたっぷりある。
1台所をカフェに改造する
まずは以前台所だった場所を改造することにした。
どうせなら自分専用のカフェを作ろうということで対面式の大型カウンターの製作から始めることにした。
本来ならば無垢のオーク材を使いたいところだが高価なため2x4のスプルース材を剥ぎ合わせて代用することにした。
天井は経年ですっかり汚れしていたのを丸2日かけ洗剤でこびりついた油を除去した。
木貼の天井に改造することも考えたが予算の関係で断念、張り替えが必要と考えていた天井板は意外と強度を保っていたため塗装で処理することに。
シンクの上だけは石膏ボードを使って下がり天井にすることにした。
あくまでも最小限の予算でやりくりしなければならないのだ。
退職した身で収入がないのだから仕方がない。
キッチン台は作り替えも考えたが、この場所での調理は考えていなかったので現行品の補修に留めることにした。
あくまでもこの場所は昼間の居場所なので最小限の機能で良い。
昼食は🔗弁当で事が足りるし🔗コーヒーを入れたりできれば良いのだ。
ただ、今後妻の機嫌次第でどうなるかわからないので簡単な調理ができるようにIHグリルと電子レンジ、小型冷蔵庫は用意した。
事実、妻は「布団も持っていけば?」とか言っている(汗)。
2畳部屋をフローリングに改修
台所の隣に8畳の部屋がある。
空き家になってからは物置代わりに使っていたのだが畳が老朽化していて悪臭の原因になっていたのでこの部屋もリノベーションすることにした。
台所スペースよりもここは面積も広いので施工には手間取ったが、想定していたよりもきちんとできたのでこちらは仕事用のオフィススペースとすることにした。
ただ、今は仕事はしていないので当面の間は趣味の部屋になりそうだ。
畳の部屋をフローリングにするのはリノベーションの定番のようでYouTubeにDIYのやり方が紹介されていたのでそれを参考に約1週間で完成させた。
このくらいのスペースができれば専用カフェと併せて「居場所」としては申し分なさそうだ。
ひとまず、煩わしい世間と、妻からの攻撃を避ける「シエルター」は出来た。
問題はここで何をするかだ。
まだ時間はありそうなのでじっくり考えることにする。
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