こんにちは、オニマ(→オニマのプロフィール)です。
先日、あるテレビ番組で気になる特集を観た。
テーマは男性更年期障害。
なぜこのテーマが気になったかというと、最近理由もなく腹が立ち、言動が険しくなることがあるからだ。
どちらかというと自分は少し短気な性格だと思っていたが、最近は怒りが突然やってくる。
気持ちとは裏腹につい攻撃的な言動をとってしまう。
自分の中で何かが変わったのではという思いがあった。
番組で指摘された項目に当てはまることが多く、やはりホルモンの減少による更年期障害ではないかと思うのである。
ある夫婦の朗らかで気さくだった夫の性格が激変した例
番組ではある夫婦のケースを紹介していた。
二人は60歳過ぎの現役の漫画家(妻)とイラストレータ(夫)。
妻の悩みは結婚当初、朗らかで気さくな性格だった夫が45歳を過ぎた頃性格が激変したこと。
常に不機嫌で他人に対しても横柄な態度を取るようになった。
以前の夫からは全く想像できない激変ぶりだったという。
妻は夫の激変の理由が全くわからず常に離婚の文字が頭をよぎっていた。
理由がわかったのが、たまたま目にした病院に貼られた次のポスターの言葉。
”男性更年期障害治療します”
男性更年期障害とホルモン
男性にも更年期障害があることを知った瞬間だったそうだ。
その後その女性はすぐに夫を病院に連れて行き治療を開始。
その効果、数ヶ月後にはまた元の物腰の柔らかい夫に戻ったという。
この夫の治療はテストストロン という男性ホルモンの注射。
テストストロン の減少と原因
このテストストロン は男性ホルモンの代表のようなもので、これが減少すると色々な障害を引き起こす(更年期障害)という。
さらに困ったことは、ホルモンの減少の要因が特定しずらいとこと。
女性の場合と比べ、閉経など具体的なきかっけが原因ではないことから、なかなかその障害に気づかないらしい。
男性の場合、40歳を過ぎたあたりから徐々にこのホルモンは減少してき、何らかの要因で突然急激な減少がおきることがあるという、そのため突然の性格の激変に動揺してしまうようだ。
急激な減少はストレスや、定年後に人との交流が減ることでも発生するらしい。
僕の場合、リタイアしてから人との接触は極端に減った。
それが一番の原因だろうか。
テストストロン の増やし方
先の夫婦のケースではテストストロンをホルモン注射で増やしたと報告していたが、それ以外でも増やすことができるそうだ。
注射は新型コロナのワクチン接種だけでいい。
では、直接療法以外でテストストロン を増やすにはどうすればいいか。
答えは次の2つ。
①食事で増やす方法
②運動で増やす方法
①食事でテストストロン を増やす方法
規則正しい食事と良質なタンパク質、亜鉛、ビタミンの摂取でテストストロン を増やすことができる。
特に亜鉛は老化の原因である活性酸素の除去に有効でタンパク質も筋肉増強の元になるため男性ホルモンの分泌を促す。
ビタミンは言うまでもなく栄養素の吸収を助けてくれる必須の要素だ。
毎日の弁当と夕食はタンパク質中心に変えよう。
亜鉛が一番効果が高いようだが亜鉛を多く含む食品は?
牡蠣
豚レバー
牛赤身肉
小麦胚芽
油揚げ
カシューナッツ
卵
弁当には肉、やタンパク質を欠かさず入れるようにしよう。
②運動でテストストロン を増やす方法
運動により筋肉が刺激されるとテストストロン の分泌が活性化するらしい。
適度な筋肉トレーニングが効果があるので軽い筋トレやランニング、ウオーキングがいいかもしれない。
ただ、負荷の高い激しい運動は逆に筋肉へのダメージが強くなるので避けたほうが良いそうだ。
というわけで、毎日のウオーキングと軽い筋トレ(朝の弁当づくりの間、スクワットをする)を再開した。
ウオーキングに適した季節になってきた。可能な限り歩くようにしよう。
改善効果を知る方法
テストストロン の量はクリニックで簡単に測定できるようだが、おおよその回復度合いを知る方法もあるようだ。
テストストロン は減少すると性格の変化のほか、毎朝の男性特有の現象もなくなってくるらしいのだ(具体的には書きませんが)。
そう言われると確かにそうだ(何がそうだ?)
今日現在、まだその効果は現れていないようだ。
もう少し上の方法を続けてみることにする。