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家計簿と我が家のエンゲル係数

 今まで家計簿というものをつけたことがない。
結婚した当初こそ妻は家計簿らしきものをつけいていたがそう長くは続かなかった。

仕事を辞め定期収入がなくなった今は正確な家計の計算が必須である。
家計簿という手書きのノートを作ることも考えたがちょうど便利なアプリを見つけたので現在はそれを使っている。

毎日の支出を科目ごとに登録すると年月日毎の支出がカレンダーとグラフで表示される仕組みである。科目ごとに月別の変化もグラフで見ることができる。このアプリが無料で利用できるのだから便利な世の中になったものである。

このアプリは大変使いやすく重宝しているのだが一つだけあればいいなと思う機能がある。
エンゲル係数の自動計算機能だ。

家計簿をつけてみると、圧倒的に食費が占める割合が大きい。
支出のうち食費がどのくらいを占めるかを表わすのがエンゲル係数で、この数値は非常に重要だ。アプリに機能はないが必要な数値はあるので独自に計算してみると、我が家のエンゲル係数は32% 全国の平均的な数値(27%、2020年現在)の約1.2倍である。コロナ禍の影響で外食が減ってはいるものの食費全体が高い。

当たり前の話であるが会社員時代は自分が担当する部門の経費実績が予算を越えたり少なかったすると、理由を問われた。
 
家計の管理も同じだと思ったとき大きな問題に気がついた、家計簿をつけるようになりエンゲル係数もわかるようになったが、大事なことを忘れていた。

予算計画である。これがないと実績だけ管理していても意味がないのだ。

遅ればせながら我が家の中期計画、年間計画を作成しようと思う。

 

<エンゲル係数の計算>
エンゲル係数(%)=食費/消費支出 x100
ただし「消費支出」は光熱費・水道代・食費・日用品の合計。貯金やローン、生命保険・社会保険などの保険料・税金は除く。