昨年の夏、ジェノベーゼソースをつくろとCuisinartのフードプロセッサーを購入しました。
その機械は、それから一年間、使うことなく袋に入ったままになっていました。
よくあることです。
というわけで、昨年を反省し庭のバジルを使ってジェノベーゼソースを作りました。
ジェノベーゼソース
ジェノベーゼソースはイタリア、リグリーア地方が発祥の地。
濃厚な味わいのあるイタリア料理の代表的なソース。
パスタにはもちろん、肉や魚料理にも幅広く使える万能調味料です。
一回限りのジェノベーゼソースづくり
庭の菜園で、いい状態にバジルが育っていたのですが、いざジェノベーゼソースをつくろうとした時には葉先が少し、黄色くなっていました。
今年もジェノベーゼソースづくりは無理かと思いましたが、状態の良い葉を集めてトライです。
温度を上げない、これがコツ
とにかく、ジェノベーゼソースは温度が命。
「温度が上がってしまうと、すぐに香りが飛んで変色してしまいますよ」。
知り合いのイタリアンレストランのシェフのアドバイスです。
そこで、摘み取った葉は即冷蔵庫に。
フードプロセッサーも攪拌容器を事前に冷蔵庫でキンキンに冷やしておきます。
バジルに加えるのは、ニンニクと松の実。
ですが、松の実はなかなか手に入りません。
代替え品としてカシューナッツを用意しました。
2回分として今回は半分だけ使い、残りを密閉袋に入れようと思っていると、後ろでポリポリという音が・・・。
振り返ると、妻が口いっぱいにナッツを頬張っています。
次回は、おあずけです。
バジルの葉も状態が良くない、なので次回はあきらめることにしました。
これが、バジルづくりが1回で終わった一番の理由です。
太白ごま油とカシューナッツでジェノベーゼソースをつくる
<材 料>
オリーブオイルの代わりに太白ごま油、松の実の代わりにカシューナッツを使います。
バジル:120g
太白ごま油:200ml
オリーブオイルよりも香りが少ないのでバジルの風味を引き立てることができます。
カシューナッツ:60g
本来は松の実ですが、代替えとして使います。
にんにく:1/2片
<作り方>
①ミキサーに太白ごま油、カシューナッツ、にんにくを入れペースト状になるまで攪拌します。
(ミキサーや材料はあらかじめ冷蔵庫で30分以上冷やしておきます)
②バジルを入れ攪拌します。
ヘラなどを使い、バジルが均等に混ざるように少しづつ容器に投入します
③ペースト状になったら完成です。
④密閉容器や密閉袋(ジップロック)に入れ、冷蔵庫あるいは冷凍庫に保管します。
ジェノベーゼソースを使った料理2選
ジェノベーゼソースができると色々な料理に使うことができます。
パスタやピザには定番のソースです。
①ジェノベーゼソースでつくるパスタ
折角のジェノベーゼソース。
早速、パスタに使ってみました。
パスタを茹でて、フライパンに開け、そこに冷凍ジェノベーゼのペーストを凍ったまま投入。
ペーストは電子レンジで解凍してから、などと考えてはいけません。
風味が飛んでしまいます。
完成したジェノベーゼパスタ。
②ジェノベーゼソースでつくるピザ
いつもはトマトソースとトウモロコシにチーズを乗せたじゃがいも生地のピザが我が家の定番でしたが、ジェノベーゼソースを加えてピザをつくってみました。
思いの外、美味でしたので、これがこれからの定番になりそうです。