会社を退職した翌日。
いつものように朝食を摂り、出かける支度をしても行くところがない、やることがない。
退職、リタイア後の風景だ。
結果、朝起きて朝食を食べてまた布団に。
寝るのも若い頃とは違い、そうそう長くは寝ていられない。
起き出してテレビのスイッチを入れるがたいした番組はないしチャンネルを頻繁に変えC Mだらけの番組に辟易する。
そうこうするうちに昼近くになる。
何もしていなくても腹は減る。
「今日のお昼は何?」と妻に声をかけるが妻は不機嫌そうに無言のまま。
食後は自分でも気づかぬうちに昼寝。
夕方になり唯一楽しみにしている時代劇シリーズをBSで観る。
日が暮れて、現役時代には考えられなかった時刻に夕食。
また意味なくテレビ番組を眺め、早々に布団に入るが昼寝をしていたのですぐには眠くならない。
これってなんとかしないと大変。
この記事では定年後の自分の居場所について考察します。
退職したらまず最初に自分だけの空間をつくろう
そこで提案
退職したら何はさておき自分の居場所を見つけ、そこで好きなことをする。
これってとても大事なことだと思う。
お茶するだけじゃなくてそこで勉強している人も沢山いるよ。
出勤の習慣はサラリーマンの性
何れにしても、居場所を見つけそこに出勤する習慣を続けるのが元サラリーマンの性、精神衛生上も良いと思う。
何をしたいかは、じっくりと考えることができる居場所を決めてからでもいいし、したいことがあるのならそれに合った場所を見つければいい。
ちなみに僕の場合、両親が他界し空き家になっていた実家があったのでそこをDIYでリフォームし、今は毎日夕方まで過ごしている。
弁当づくりと併せて、自分の世界をかろうじて保てている。
人それぞれ、いろいろな条件があると思うが、とにかくまず、自分の居場所を確保することを考えてみてはどうだろうか。
<補足>この話は、会社を退職して、再就職をしていない人を対象として書いています。
再就職をされている方はこの限りではありませんが、いずれ離職する日は必ずやってきます。