コロナが第五類に引き下げられて随分時間が経ちましたが、まだまだ日本ではマスクを着用している人が大勢います。
マスク着用の弊害は何かわかりますか?
答えは笑顔になれないことです。
笑顔は健康と、幸運を引き寄せます。
マスクの生活が長く続いて、人とのコミニケーション不足や運動不足などの弊害が沢山あります。
一番のデメリットは、人々の顔から笑顔が消えてしまったこと。
この記事では、笑顔がどんなに素敵なことか 健康と幸運を引き寄せる効果について解説します。
笑顔になるには、まずマスクを外しましょう。
(ただ、コロナはまだ完全に収束はしていません。人混みや言葉をかわす機会にはマスクをしましょう。その他のシーンでは、マスクを外して笑顔になることに心がけるのが良いと思います。)
笑顔が健康と幸運をもたらす3つの理由
1.笑顔は、毎日の生活を楽しくしてくれる
2.笑顔は、相手も気持ちのいい気分にさせてくれる
3.笑顔を、相手の警戒心を取り除いてくれる
笑顔は、毎日の生活を楽しくしてくれる
たとえ嫌なことがあったとしても、笑顔でいることで楽しく過ごすことができます。
苦虫を潰したような顔でいても、笑顔でいても起きたことは何も変わりません。
それならば、笑顔でいましょう。
笑顔でいるうちに、嫌な思いも自然と消えていくでしょう。
嫌な顔をすることで、物事が好転するのなら嫌な顔も意味がありますが、そんなことは絶対にありません。
なのでいつも笑顔でいましょう。
笑顔は、相手も気持ちのいい気分にさせる
本物の笑顔は本人だけでなく、相手を笑顔にさせます。
笑顔になると脳のA10神経群が刺激されてポジティブな感情になります。
ポジティブな感情は表情筋を刺激してドーパミンやエンドルフィン、セロトニンなどの快楽物質の分泌を促進します。
そのためつられて笑顔になった相手も良い気分になります。
笑顔は、相手の警戒心を取り除いてくれる
人と初対面の時、あなたはどこでその人を判断しますか。
この人、なんだか癖がありそう、人が良さそう、厳しそう、優しそう。
そんな感想は、まずその人の表情から推測しますよね。
初めて、会った時に目つきが悪かったり、怖そうな表情をしていたら相手に警戒心を抱かせます。
でも、その人が笑顔だったらどうでしょうか。
きっと、この人とはなんだか一緒にやっていけるのでは、と思えるのではないでしょうか。
それほど、笑顔は大切な意思表示なんです。
(実際は初対面で目つきの悪かった人がいまでは親友になっているという例もありますが・・・)
本当の笑顔とは
ただ、笑顔にも本当の笑顔と偽の笑顔があるのをご存知ですか?
そう、偽の笑顔って作り笑いのことです。
人間そんなに単純ではないので無理に笑顔を作っているときはすぐにわかります。
では、本当の笑顔ってどんな笑顔なんでしょうか。
自然な笑顔はデュシェンヌ・スマイルと呼ばれ、幾何学的にも定義することができます。
対して作り笑いはノンデュシェンヌ・スマイルと呼ばれます。
パンナムスマイルと本当の笑顔
かつて、アメリカで偽の笑顔はパンナムスマイルと呼ばれていました。
パンナムとは、今は廃業してしまいましたが、アメリカを代表する航空会社のパンアメリカン航空のことです。
その飛行機に乗務する客室乗務員は全員、笑顔を作る訓練を受けていました。
その笑顔は口の筋肉だけを使って笑顔を作るものでした。
でも本当の笑顔は口や目の周りの筋肉で作るものなんです。
そのため、作り笑いのことは、パンナムスマイルと呼ばれました。ノンデュシェンヌ・スマイルを社則で作り出していたのです。
では、本当の笑顔、デュシェンヌ・スマイルはどうしたらできるのでしょうか。
答えは簡単です。
相手のこと、自分のことを心から信用することです。
そうすることで、自然と目尻も緩んだ、本当の笑顔になれます。(この際、目尻のシワは気にしないでください)
幸せが笑顔をつくるのではなく、笑顔が幸せをつくる
笑顔が素敵な人は幸せだからそんな表情になるんだろうなと思ってしまいますが、そうではありません。
笑顔でいると幸せになれるのです。
笑顔は他の人を良い気分にさせ、仕事上も良い結果を生み出す。
その結果、生理的にも幸せ物質の分泌を促し、さらに笑顔になります。
これは科学的にも証明されています。
まとめ
以前、現役だった頃、職場に笑顔が素敵な女性がいました。
彼女の笑顔を見るだけで癒される思いがしました。
そのためか、周りの社員たちは彼女にい色々な頼みごとをします。
業務範囲を超えた他部門の仕事も頼まれることが多いようでした。
本人は、「色々仕事が増えて嫌だ」と言っていましたが、人から何かを頼まれるのは、その人の魅力の現れ、だと思います。
笑顔は大切にしましょう。
マスクをしなくて済むようになった今、苦虫を潰したような顔でいるよりも、いつも笑顔の方がいいですよね。