仕事ができる人の秘密を知りたいと思いませんか?
あの人はどうしてあんなに仕事ができるのか?
いつ、そんな考えを思いつくのか不思議に思ったことはありませんか。
仕事ができる人って意外と簡単な方法で仕事のアイデアを練っているんです。
誰もがギブアップした仕事上の課題をいとも簡単に解決した。なんて神話のような話ってどの会社にもありますよね。
そんな神話を創る人のテクニックは散歩です。
では、なぜ散歩でアイデアが生まれるのか?
この記事ではその理由について考察しています。
エースエンジニアが問題を解決
以前、ネットでこんな記事を見ました。
「設計解がないと思われていた製品にエースエンジニアが投入され、翌日あっさり大枠をまとめて来た→その解決方法がカッコ良すぎた」というタイトル。
どう設計したものかと散々悩んでいた新製品の問題解決のために力量のあるエンジニアを投入したところ難なく問題を解決してしまったという話です。
不思議に思った彼の上司が、そのエンジニアにどうしてそんなことを思いついたのかと尋ねたところ返ってきた答えが「ずっと散歩をしていた」ということらしいのです。
確かにカッコいいですね。
無心になれる時間にアイデアは生まれる?
散歩をしたり風呂やトイレで新しいアイデアが浮かぶというのはよく聞くことですが、いずれの場合も、無心になった状態が何事にも有効だということです。
しかし、ただ散歩をするだけで新しいアイデアが生まれてくるわけではありません。
このエンジニアは、この難題については事前に認識していて、もし自分に解決策を求められたらどうしたら良いかをずっと、考えていたのでしょう。
散歩をすれば良いアイデアが出てくるのではなく、散歩によって蓄積されていた課題解決のアイデアが表に出やすくなっただけなのです。
重要なのは、課題に対して真摯に取り組むことが必要だということです。
散歩はその塾考した結果が出やすい行為であり、散歩によってアイデアが生まれた訳ではないのです。
彼はそれを、ちょっとカッコよく『散歩していただけだ』といったのです。
課題は ”一途な取り組み” でのみ解決できる
ある課題に対して、徹底的に思い悩むことが解決の一番の近道です。
無心になればある日突然、答えが見えてくるなんてことは決してありません。
今、世の中は、以前では考えられなかったことができるようになっています。それは、その解決方法をとことん悩み抜いた人がいたからでしょう。
トヨタのプリウスに搭載されたハイブリットシステム、スバルが開発した運転補助システム・アイサイトなど、長い時間をかけて最適解を導き出そうと考えていた人たちがいたからだと思います。
彼らが実際に散歩をしていたかどうかは、わかりませんが、四六時中、最適解を探し続けていただろうことは容易に想像できます。
まとめ
仕事ができる人には憧れます。
ただずっと、どうしてその人たちは仕事ができるのか不思議でした。
その答えは、その人たちは常に課題について考えているということ、散歩や風呂やトイレでの時間がその答えをまとめてくれる、ということなんだと思います。