仕事や物事を進めて行く上で最も必要なものはなんでしょうか?
それは「信頼」だと思います。
人から、『ああ、この人だったら○○を任せても、〇〇をお願いしても大丈夫だな』と思われるようになることです。
この記事では人からの信頼を得るにはどうしたら良いか解説します。
信頼を得ることは簡単なようでいて、実はとても難しい
人から信頼されるのは、簡単なことではありません。
・実際に、頼まれたことをきちんと処理する。
・気遣いや、思いやりで相手に感謝される。
こうした積み重ねが必要です。
『この人にお願いすればちゃんとやってくれる』と思ってもらうには、日頃からそうした意識を持つ必要があります。
『これをきちんとやらないと相手から嫌われるかな?』という消極的な気持ちでもいいと思います。
肝心なことは、頼まれたこと、して欲しいだろうなと思うことを真摯に実行していくこと。それが大切です。
相手から信頼されるには、いつでも相手に応えなければならない
相手から信頼を得るには、自分の都合で対応しないことが肝心です。
・人から頼まれたことが自分のメリットにならないからという理由で断る。
・相手の立場を考えない。
・頼まれたことに対してレスポンスしない(無視)。
これでは信頼は得られません、むしろ不信感をいだかれます。
また反対に誰かに対してお願い事をするときも信頼が必要です。
・自分のメリットばかりで、相手のことを考えない。
・お願いばかりして、お願いされたときに応えない。
・お願いしておきながら、その後の経緯を伝えない。
これらは絶対にしてはいけないことです。
特に3番目は、自分の都合だけで行動したときに、ありがちなことです。
困った時だけお願いして、問題が解決すると知らんぷり。
一番いけない行動です。
必要なくなったら、その旨をきちんと自分の口で伝えましょう。
あなたがお願いしたことなのだから。
一度でも不信感を持たれたら、そこで関係は終わる
あるいい加減な人が一度でも良いことをすると、『あの人は不親切な人かと思っていたけど、本当は優しい人なんだ』と思われ、逆に普段真面目で親切な人が、一度でも、よくないことをすると『あの人、真面目でいい人だと思っていたけど、本当はいい加減な人なんだ』と思われることはよくあることです。
心理学でいう、ハロー効果ですね。
何れにしても、普段、信頼の厚い人でも一度でも不信感を持たれたら、関係はそこで終わります。
気をつけなくてはいけません。
やたこと(やってあげたこと)を恩に着せない
何かをやってあげると、つい見返りを求めがちです。
やたら恩に着せたがる人がいますが、そういった行動をとると、人は二度とお願い事をしなくなります。
お礼は相手の誠意なのです、決して見返りを求めてはいけません。
そう思っても心の中にそっと留めておきましょう。
お礼があればありがたく受け取るけどね。
信頼される人になるには
人から信頼される人になるには必ず守らなければならないことがあります。
①一度お願いされて、引き受けたら 誠心誠意実行すること。
②もしも、完遂できない状態になったら必ず相手に伝え、詫びること。
③最初から無理だと思ったら、はっきりと理由を添えて断ること。
④メールなどで問い合わせや、メッセージを受けたらどんなに短くても返信して応えること。
どれも当たり前に思えることですが、大切なことだと思います。
まとめ
人から信頼を得るのは、なかなか難しいことです。
一度築いた信頼を壊さないようにするのは、さらに大変なことです。
信頼とは、何かをお願いされた時、相手を不安にさせないということだろうと思います。
できることを頼まれたら、精一杯対応する。
できないことであれば、その旨をきちんと伝える。
お願いする場合も
一旦、お願いしたら、最後までそのお願いに責任を持つ。
途中で状況が変わったのなら、自分の口で相手にその旨を伝える。
どれもが当たり前のことのようですが
それが信頼を保つ唯一の方法ではないでしょうか。