定年した人はその後何してるんだろうか?
趣味に没頭しているんだろうか?
定年後の生活費はどうしてるんだろうか?
定年・リタイア後の不安は尽きません。
リタイア後、毎日テレビの前から立ち上げれなくなっている人、
やることが無くて辛いと嘆いてる人、
現役時代の役職の前に「元」をつけた名刺を持ち歩いている人、
どこへも行くあてがなく奥さんの後を付いて回る濡れ落ち葉のような人(平日のスーパーに行ってみてください、必ずそんな人を発見できると思います)。
かたや、手に入れた自由な時間を使って活き活きと自分の趣味に打ち込んでいる人。
この差はどこから来るのでしょうか。
この記事では、ネットニュースから定年にまつわる話題をピックアップして紹介しています。
それと、僕のコメントもちょっぴり添えています。
ネットニュースで見る定年・リタイアした人達の生活
ネットニュースを探してみるとこんな人達がいました。
下の青の太文字リンクから8つの記事にアクセスできます。
定年後の実態に触れられますよ。
それぞれのネット記事に定年ビギナーの僕のコメントを追記しました。
あくまでもコメントの内容は僕個人の意見なので事前に了承してくださいね。
⒈定年後の差
東洋経済 on lineより
【僕のコメント】
冒頭で言っている「定年後の人生は自ら考え、自ら行動する」って当たり前じゃないですか?
定年しようがしまいが、行動は自分で考えてするものだと思うんですけどね。
途中で、またまた「人生100年時代」が出てきます。
最近やたらこのワードが現れます。瀬古さん※に見つかったらボロクソに言われますよ。
全体の趣旨はどこかで聞いたことがあるような内容ですが、感想は人それぞれかと。
読んでみてください。
※「定年バカ」「続定年バカ」の著者、瀬古浩爾氏。
⒉定年後、男性が悲惨になるワケ
東洋経済 on lineより
【僕のコメント】
「定年後」(中公新書)が2017年現在で10万部を突破したそうです。
そういえば、僕もこの本を買って読みましたよ。
この記事はこの本の著者、楠木新氏へのインタビューで構成されています。
インタビュアーが言う
――在職中、それもできるだけ早いうちから趣味ややりがいを持つことが、定年後の豊かな暮らしになるのですね。
それに対して楠木氏の返答が「そうですね・・・・」
これについてはとても疑問いっぱいです。
これ以降の会話が何となく「べき論」になっている感じがするので。
僕はこの手の「〇〇すべき」、「〇〇しなさい」の表現が大嫌いで、本のタイトルにこれらのフレーズを見つけるとスルーするようにしています。
話がそれてしまいましたが、在職中は自分の仕事を最大限突き詰め、趣味云々は考えなくてもいいんじゃないのと思っていました。
会社に入社したての頃、上司から「〇〇君、今から趣味を持っていたほうがいいよ」と言われたことがありましたが、その時は「仕事に集中すべきじゃないの」なんて思いましたけど。
趣味がすごいって人、大体が仕事できなかったなあ(個人の見解です)。
だって、その仕事がしたくて頑張って就職したんじゃないの?
趣味に走るって進路の選択を間違えたからではないのですか?。
僕はずっとそう思ってきました。
今でもそう思っています。
結局、リタイアしたい今は無職で趣味なしですが・・・。
でも、いいんです、現役時代は精一杯業務に集中してたと言う自負がありますから。
⒊「終わる人」と「始まる人」の差
講談社ホームページより
【僕のコメント】
この記事のテーマはまさに「因果応報」、現役時代の自分のポジションを使って好き勝手なことをしていると、リタイアしたときには自分にそのツケが回ってくるぞ、と言うことです。
それを具体的な例を挙げて説明しています。
「そうそう、そんな人がいるよね」と思うかもしれません。
文中の「勤務していた会社内の人間関係はいったん退職したら、しばらく余韻は残るものの、あまり使いものにはならない。・・・・」は、なるほどその通りですね。
なので、そういった人間関係は今は期待していません。
でも、遊びの誘いは別ですよ。
お声がかかればどこへでみ行きます。
ただ、この記事で言っている、現役時代の 徳 が定年後に「終わる」のか「始まる」のかを決定すると言う説には大いに賛成します。
⒋スイス人作家が見た日本人の「老後下手」
講談社ホームページより
【僕のコメント】
終活をテーマにした本「旅立ちの季節」の作者デビット・ゾペティ氏へのインタビュー記事。
老後についての考え方の日本とスイスとの違いを引き出しています。
インタビュー記事だけでは真意がよくわかりません。
まずはこの本を読んでみようかと思います。
⒌定年退職者の悲哀
Diamond on lineより
【僕のコメント】
この記事は後半が会員限定記事になっていますが、楠木新氏の「定年後」の内容です。
この本はには色々な事例が紹介されています。
定年前に読むのがいいかもしれません。
僕はそうしました。
⒍家でゴロゴロして良いワケ
Diamond on lineより
【僕のコメント】
この記事をネットで読んだだけでは納得の理由がわかりませんでした。
記事の内容は、真っ当ですが、ゴロゴロして良い理由の説明になっていません。
あれ?僕の理解度不足?
つまり、このネット記事を読んでいくと、著者の本 「定年前、しなくていい5つのこと」を買って読めと言っているじゃないの
かなって思ったりします。
どうしても理由が知りたい方は購入して読んでみてください。
僕? うーん、アマゾンのレビュー見てから買うかどうか決めます。
⒎定年後の準備が大切
Diamond on lineより
【僕のコメント】
これも会員限定記事。
「定年後~60歳からの『黄金の15年』をどう生きるか」と言う副題がついていますが、楠木新氏の投稿記事です。
この内容も「定年後」の中に書いてあります。
瀬古浩爾氏からまたもや嫌み連発の匂いがしますが、調べてみると、実際に氏の著書の中でコメントしていました。
瀬古さんの「定年バカ」か「続定年バカ」の中で。
どっちに書いてあったかは忘れました。
⒏「定年」ではなく「隠居」がいい
Diamond on lineより
【僕のコメント】
これも楠木新氏の投稿記事。
今や、氏は定年問題のエキスパート。
50歳から本業の傍ら副業で執筆活動を開始したそうですから、自身の定年後のプランは完璧だったようですね。
実際、神戸松蔭女子学院大学教授に招聘されているし、本も多数執筆しています。
結局は「人それぞれ」なのだ
如何でしたか?
色々な現実に不安になったんじゃないでしょうか?
既に、定年した方、もうすぐ定年を迎える方、まだまだ定年は先だと思っている方、それぞれ、いろいろな見方があると思いますが、結局は「人それぞれ、自分の都合次第じゃないのかな」が僕の意見です。
「人生100年時代」って本当ですか?
「人生100年時代」など誰が言い出したのか(知っていますがここでは言いません、気になる方はネット検索してみてください、きっと見つかるはずです)、全ての人が100歳まで生きられるわけはないのに、日本国民全員の寿命が一気に100歳まで伸びたというような扱いですね。
平均寿命も、健康年齢もいつの間に飛躍的に伸びたのでしょうか?
確かに新聞の”お悔やみ欄”を見ると高齢の方が多くみられますし、100歳を超えた方もちらほら、しかしその方たちがその年齢まで健康でいたかどうかまではわかりません。
定年後は長い、だから充実した人生を送るのには、まずお金が必要だ、だから退職金は投資に回して資産を増やそう、毎日を楽しく暮らすには趣味が必要だ、それにはこんなのはどうだろうか、今なら破格の予算で〇〇できるよ とか、どこかの企業が定年後のシニアの不安に気づき、おいしい市場に作りに上げようとしているのではないでしょうかねえ?
政府までも、「貯蓄から投資へ」なんて言うようになった。
いや、投資はリスキーなイメージがあるので「貯蓄から資産形成へ」に変わったそうです。
こっちは、NISAってNANISA(何さ)!って感じなのに。
自分の都合に合わせるのが答え
周りのノイズに左右されずに自分が何をしたいか、しなければならないか、を突き詰めるのが一番だと思います。焦らずにじっくり考えればいいのです、人生100年?なのですから。
えっ、それはお前の考えだろうって。
そうです、冒頭でも言いましたが、これは極めて個人的な見解です。
なので、皆さんはそれぞれ考えてみてください。
まとめ
定年、リタイアってまだ経験していない人にはとても不安なことだと思うけれど、実際に経験するとそれほど大変ではありませんよ。
その時の状況に合わせた対応をすればいいだけです。
色々な人が定年について語っていますが、一般論は当てはまりません。
あまり専門家?の言葉に惑わされないようにしたほうが良いと思いますね。
リタイア中の僕の感想です。